『若いんだから、直球でいかなきゃ』と言われた。
とても厳しくて、でも強い愛を感じるお客さんからの言葉だ。
これはスキル云々の話ではなく姿勢の話。
要するに妙な小細工ではなく、もっとガツガツぶつかってこいよと。
直球なんて元々投げられるタイプじゃないけれど、
それでも正直なところは、変化球ばかりでそこそこにやっていた最近。
こんな風に言われて気づいて、恥ずかしくなった。
小細工するほど俺は何も出来ていない。手先の器用さで誤魔化していただけ。
変化球なんてこれからいくらでも覚えられる。
直球で勝負できるのは若いうちだけだよな。
俺はまだ何もやってない。
何を調子に乗っとるんだ。
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